本商品について

特徴

遊牧民の躍動と高度な色彩感覚が響き合う、ヴィンテージの逸品

イラン南東部の山岳地帯に暮らすアフシャール族(Afshar)は、古くから優れた織りの技術と独特の美しい色彩感覚で知られる遊牧民です。本作は1940年頃に製作されたと考えられる、希少性の高いアンティークのアフシャール絨毯。約80年という歳月を経てなお、鮮明な色合いと力強いデザインを保っており、アフシャール絨毯の芸術性を象徴する一枚です。

アフシャール族はかつてイラン高地で遊牧生活を送っていた歴史を持ち、その生活様式は絨毯の文様に色濃く反映されています。
彼らが織り上げる絨毯は、山岳地で採れた上質な羊毛の艶やかさ、濃赤・深紺・クリームの鮮烈かつ調和のとれた配色、対称性と自由さが共存する伸びやかな図案などの個性が絨毯に表現されています。

本作に見られる深い藍色(インディゴ)とザクロのように濃厚なレッドはアフシャール特有の染色美。経年により落ち着きを増し、ヴィンテージらしい上品な色の深みが感じられます。本作品の中心には、アフシャール絨毯で特に人気の高い三連のダイヤ型メダリオンが配置されています。
それぞれのメダリオンは小紋様で密に構成され、中央には幾何学的な生命の象徴文様があしらわれています。

三連メダリオンは遊牧民が好んだ配置で、「巡る季節」「家族の連続性」「遊牧の道程」を象徴するとも言われます。
絨毯中央の大きな余白と周囲の濃色フィールドとのコントラストが、視線を自然とメダリオンに誘導する、完成度の高い構図です。

サイズ

213×154㎝

写真

品番

AS-0183

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